どうもこんにちは。
Osmo Actionシリーズは3から毎年買い替えてきたんですが、6で初めて「これ、いらなかったな…」と思ってしまいました。
先に結論です。6を選ぶ理由があるとすれば「ひとつの動画を縦でも横でも活用する人」「夜間撮影しまくる人」だけ。それ以外の進化は、比較すれば分かるけど普段の撮影・編集では気付かないレベルでした。
コスパ重視なら3万円で買えるOsmo Action 4、5万円出せるならOsmo Action 5 Proがおすすめ。
そのあたりは違う記事で解説してるので、ぜひご覧ください。


6で変わった点と、実際に使った判定の早見表
| 変わった点 | 何が変わったか | 実用度 |
|---|---|---|
| センサー | 1/1.3型 → 1/1.1型の正方形。縦横どちらで使っても画質が落ちない | ◎ 縦動画を使う人だけ |
| 絞り | F2.8固定 → F2.0〜4.0の可変 | △ 暗所では強いけど使い分けがむずかしい |
| フィルムトーン | 6種類+強度調整(5 Proはアプデで1種類のみ) | ○ 編集しない人向け |
| マクロレンズ | 別売オプション(約2.2万円) | △ 高い。付け替えが面倒 |
| 内蔵メモリ | 3GB増 | × 誤差 |
| Logのカラープレビュー | 6の目玉だったが、アプデで5 Proにも実装 | − 差がなくなった |
| サイズ・重さ | わずかに大型化、+3g | △ 並べないと分からない |
| 録画ボタン | クリック感が減った | × 手袋だと押せたか分かりにくい |
| アクセサリー | バッテリーは共通。NDフィルターとマグネットマウントは買い直し | × 追加出費 |
表を見て「縦動画は使わないな」と思った人は、ここで読むのをやめて5 Proを使い続けて大丈夫です。7に期待しましょう。
そもそもなぜ買ったのか。その理由はアプデで消えました
毎年9月に新作が出るシリーズですが、6は少し遅れて2025年11月の発売でした。
自分が買った理由は一つで、Log撮影時にカラープレビューができると聞いたから。Logはモニターの映像が眠くて露出の判断がしづらいので、これは欲しかった。発売と同時に即購入しました。
…が、その後DJIがファームウェアアップデートで5 Proにも同じ機能を入れてくれました。ホントにこのためだけに買ったのに。
DJIは旧機種も使い勝手が良くなるアプデを続けてくれるので、ユーザーとしてはありがたい。反面、新機種との差がどんどん薄くなる。6の「ビミョー」の半分はこれが原因です。
5 Proと比べて、実際に差を感じた3つ

縦横両用センサー。横で撮った素材をそのまま縦動画にできる
一番実用的な進化がこれ。センサーが1/1.3型から1/1.1型に大きくなったんですが、正方形のセンサーになっていて、横で撮っても縦で撮っても画質が落ちません。
今までは横で撮った素材を縦用に切り取ると画質が粗くなるデメリットがありました。モトブログのようにカメラを横向きで固定せざるを得ない撮り方だと、ショート動画用に切り出すのが地味にストレスだったんですよね。6ならそれがなくなる。
ただし「センサーが大きくなったから画質が上がった」と感じるかというと、正直日中は言われないと気付かないレベル。夜は明らかにキレイになったけど、そもそも夜はあんまり撮らない。他の人のレビューを比較すれば空の青が良くなっていたりするんですが、自分で撮った動画を編集していて「うわ、進化してる!」とはなりませんでした。
画質と再生回数はそこまで比例しません。個人的には正方形にせず、長方形で1/1.1型をまるっと使ってほしかった、というのが本音です。
よりクオリティの高い映像が撮りたいなら1.5万円の差額は6を買うのではなく、5ProにNDフィルターを追加購入する方がよっぽど効果ありです。

F2.0〜F4.0の可変絞り
F2.8固定だった絞りが、F2.0〜4.0で設定できるようになりました。
数字が低いほど明るくボケた映像、高いほど暗くてパキッとした映像になります。ただアクションカメラでボケを狙うのは正直むずかしい。広角レンズだしオートフォーカスもないので、自分で動いていい位置を探すことになる。なんならスマホの方がボケます。
明るさもF値以外にシャッタースピードやISOで調整できるので、F2.0になったからといって劇的に明るく撮れるわけでもない。夜間などは暗所では差が出るとは思いますが、そんなに夜撮る機会多いですかね…?
それにアクションカメラを使う層はF値を気にして撮影するユーザーが少ないのでは?と思います。動画制作を本業にしてる自分でさえ、アクションカメラの場合はF値をどれに設定するのか悩むシーンが多い。かえってむずかしい機能な気がしています。
フィルムトーン。編集せずに色を付けたい人向け
編集なしで色味を付けられるフィルムトーンが6種類入りました。個人的にはTRが結構好きで、強度も調整できるので「編集で色を変えるのはちょっと…」という人には良い機能だと思います。
5 Proにもアップデートで入りましたが1種類だけ。ここは6が明確に有利。ただしLog撮影だと使えないので、Logで撮る人には関係ありません。
差を感じなかった、むしろ困った点
マクロレンズは2.7万円。それならPocket 4Pを買う
先ほど「アクションカメラでボケは無理」と書きましたが、別売のマクロレンズを付けて寄れば、ボケのある映像は撮れます。
が、2.2万円。しかもレンズをねじって付け替えるのが面倒で、自分はこれが原因でPLフィルターを使わなくなった過去があります。この金額を足すなら、もう少しガンバってOsmo Pocket 4Pを買った方が表現の幅は広がるし、満足度も高いと思う。
むしろVlogユーザーからすると断然こっちの方がおすすめ。
録画ボタンのクリック感が減った。手袋だと分からない
ここは人によっては実害があります。5 Proに比べて「録画ボタンを押した感」が明らかに減っています。
自分はバイクで使うので手袋をしていることが多く、素手より感覚が鈍る。「あれ、録画押せてる?」と戸惑うことが増えました。モトブログ用途なら、この一点だけで5 Proの方が安心です。
少しだけ大きく、3g重くなった
並べてやっと分かる程度です。めちゃくちゃ荷物を切り詰める登山でも問題にならないレベルなので、ここは気にしなくていい。
NDフィルターとマグネットマウントは買い直し
買い替えを検討している人が一番見落としやすいのがここ。
- バッテリー:5 Proと共通。大容量バッテリーもそのまま使える
- NDフィルター:レンズ径が大きくなったので、6専用を買う必要あり
- マグネットマウント:使えるっちゃ使えるけどフィット感が悪い。買い替え推奨
あと地味に悲しかったのが、6用NDフィルターのケースが横長になって、今まで使っていたガジェットポーチに入らなくなったこと。
結局、6を買うべき人・5 Proのままでいい人
6を買っていい人
- 横で撮った素材を縦動画にも使う。ショート動画やリールを本気でやる人
- 夜間など暗所撮影が多い人
5 Proのままでいい人
- 横動画メイン。モトブログ、Vlog、旅行の記録
- 手袋で操作する(録画ボタン問題)
これからOsmo Actionを初めて買う人
- ほとんどの人は4で十分です
- こだわりたいなら5 Pro。6は今の価格差だと選ぶ理由が薄い
まとめ:5 Proが優秀すぎる
情報発信をしているし誰かの参考になればと思って買い替えてみたものの、10ヶ月使った正直な感想は「ビミョー」のままでした。
6が悪いカメラかというとそうではなくて、5 Proより悪くなった点はほぼない。ただ約1.5万円の差を埋めるほどの進化がないというだけ。5 Proが優秀すぎるんですよね。執筆時点の価格.comの売れ筋ランキングでも、6は2世代前の4や5 Proより下の順位にいます。同じように感じている人は多いんだと思う。
自分はDJI Mic 2を2台つなぎたい、長持ちするバッテリーが使いたいというニッチな理由で4から5 Proに買い替えましたが、それがなければ4で十分。
2機種のくわしいレビューも書いてます。これから買う人はそちらもどうぞ。



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