【モトブログを本格的にこだわる人へ】Osmo Action 5 Proレビュー

どうもこんにちは。
「モトブログ用にOsmo Action 5 Proを買おうかな?」と迷ってる方向けの記事です。
ぼくはOsmo Action 3と4を使ったことがあり、この度5 Proにグレードアップしてみました。
Osmo Action 4の完成度が高すぎたので、正直言うと5 Proのレベルアップ度合いが少なかったという感想。
少なくとも今Osmo Action4を使ってる人は次回作まで待っていいです。ここ数年は9月に新作が出てるので、あと数ヶ月待ってみましょう。
これから買う人はこのレビューを見て全開のクオリティかコスパどっちを取るか検討してほしいです。
とはいえProという名前が付いたように、めちゃくちゃこだわりたい人やロンツーが多い人にはおすすめ。
今日は他のシリーズも使ってきた経験から、Osmo Action 5 Proをレビューしていきます。
GoProはやめとけ
まずはGoProと悩んでる方へ。
「GoProはやめとけ」と声を大にして言いたい。
たしかにGoProには優れている部分もありますが、とにかく不具合が多すぎます。
使ってたことがあるんですが、データが消える、音声が入っていないことがしょっちゅうです。
これではどれだけ性能がよくても人に勧めれません。レビューを見ているとぼくだけじゃないようなので、なおさらですね。
Osmo Actionは画質だけでなく、こういった可用性や使いやすさにも力を入れているのでめちゃくちゃおすすめできます。
Osmo Actionとは?
中国のシリコンバレーこと深センの企業DJIが発売するアクションカメラです。アクションカメラよりもドローンのMavicシリーズの方が有名かも知れません。
Osmo Action 5 Proにはスタンダードコンボとアクションコンボがあります。
スタンダードコンボは55,000円。前モデルよりも11,000円ほど高くなっています。
自撮り棒と予備バッテリーなどがセットになったアクションコンボは69,300円。5 Proになってバッテリー持ちがめちゃくちゃよくなったので、スタンダードコンボと予備バッテリーを一つ買うのがコスパよくておすすめです。
Osmo Action 5 Proのいいところ
実際の映像はぼくのチャンネルの動画を見てもらうのが一番分かりやすいかと思います。(走行シーンのみOsmo Action 5Pro、俯瞰シーンは別のカメラで撮影しています)
まずは映像と手ブレ補正に関しては、かなり満足度が高いです。4の時から十分にキレイだったんですが、特に夜間での違いを感じます。
といっても夜撮ることはそんなにないし、映像面だけを見ると4から買い替えるメリットはなし。
操作感も4の時から十分によかったんですが、とにかく動きのサクサク感がすごい!
画面の切り替えやボタンを押した時の反応速度が段違いによくなっています。
起動もめちゃくちゃ早くてビックリします。あとは外部マイクの読み込み速度も早くなってるのがいいですね。
マイクの読み込みが遅れてカメラ本体の録音になってて使いものにならない…という経験をしたことがある人も多いはず。これを減らせるのはデカいですね。
マグネット式のマウントも健在で、SDカードの交換やバッテリーの充電がしやすいです。
ちなみにマグネットだけだと不安定なので、必ずツメで固定されているか確認しましょう。

急速充電も対応していて、公式発表では15分の充電で2時間使えます。
連続撮影時間も公式発表で、4時間とかなり長くなっています。ただここは設定によって変わるし実際そんなに長くないと感じるけど、体感としては4より1.5倍くらい録画時間が長い気がします。
また個人的にウレシイポイントが、DJI Mic 2がBluetoothで2台接続できるようになったこと。
胸元と後ろポケットに付けて撮影すると、しゃべりと排気音がキレイに入ってめちゃくちゃ音質のいいモトブログに仕上がります。
このためだけに買ったと言っても過言じゃない。
ただDJI Mic 2は52,800円もするし、正直DJI Mic Miniもそこそこ音質いいから、相当こだわる人以外にはオーバースペックでもあります。
Osmo Action 5 Proの気になるところ
マジで完成度が高くてこれ以上の進化ってあんのかな?というカンジです。
唯一の気になるところといえば、Osmo Action 4と大差がないのに高いというとこですかね。AmazonのセールでOsmo Action4は33,000円と破格になることもあります。
ぼくはMic 2を使いたかったから買い替えたけど、今Osmo Action4を使ってる人がわざわざ買い替えるメリットはそんなにないです。
最初に書いたけど毎年9月に新作が出るので、もうちょい待ってみましょう。
Osmo Action 4との比較
さて、実際に4から買い替えて感じた比較にはなりますが、まず先ほど言ったようにMic 2をBluetoothで2台接続できるようになったのはマジでデカいっす。
4だとBluetoothでは1台しか接続できず、2台接続するにはレシーバーを取り付ける必要があります。
ただこのレシーバーの直付けはゼッタイにおすすめしません。なぜなら接続がゆるく落ちやすいから。ぼくは実際に走行中に落として回収できなかった経験があります…(しかもレシーバー単体で売ってないし…)
あとバッテリー持ちがよくなったのも、ロンツーする人には大きな変化かも知れません。
約1.5倍伸びたので、バッテリーケースを使わずに予備バッテリー1個を持ち運ぶだけになりました。
今までのようにバッテリーケースを持たない分身軽になれたし、買い足す量が減ったのはいいですよね。
ぼくは20時間ロンツーみたいな地獄企画をやるので役立ってますが、日帰り撮影がメインの人は予備バッテリーなしでモバイルバッテリー持ってるだけでも全然足りると思います。
動きのサクサク感も明らかに向上しています。
ぼくはマニュアル撮影をするから設定を切り替えることが多いので、結構な変化を感じますね。
基本オートの人にはあんまりメリットがないかも。
一方で画質もたしかに向上したんですが、多分2つの映像見せられてどっちが4か5 Proか当てれないくらいの差だと思います。
夜間はたしかに差が出てるけど、そんなに夜に撮影しないしな…とか思っちゃいます。
ボタンも押しやすくなったらしいけど、そこまで差を感じませんでした。
このあたりが刺さる人は5 Proを選んだ方がいいですが、そうでないなら1万円以上安いという4もすごすぎです。
Osmo Action 5 Proと一緒に揃えたいアイテム
まず必ず必要になるのがmicroSDカード。
書き出しが早く安定しているSanDiskのExtreme Proがおすすめ。他社製品で一回データが全部吹っ飛んだことがあるので、ホントにSanDiskにしましょう。
容量は256GBあれば十分です。128GBだと足りないし、516GBはロンツー向けです。
多くの人にとって外部マイクはDJI Mic Miniがおすすめです。ノイズキャンセリングが優秀で、有線マイクよりもキレイに音が撮れます。
音質にこだわりたい人はDJI Mic 2を買いましょう。ぼくはこだわりたいので、外付けのマイクも合わせて利用しています。
レンズキャップの形が変わったんですが、公式のNDフィルターは問題なく使えました。
マジで映像がめちゃくちゃキレイになるんで、ぜひ使ってみてほしいです。
予備バッテリーは1個持っておけば十分です。モバイルバッテリーがあると休憩時に急速充電できるからなおさら強いです。
最高のクオリティでモトブログをやりたい人におすすめ!
ぼくがDJI製品を好きな理由として、毎回顧客の声を元に製品をめちゃくちゃアップデートされてることです。
3から4の進化もすごかったけど、5 Proになって映像にこだわりたい人がさらに使いやすくなった印象です。
ぶっちゃけモトブログの視聴回数に画質はあんまり関係ないんですが、音質はモロに影響します。
なのでDJI Mic 2がBluetooth接続できるようになったのは、マジでヤバい変化なんです。
ガッツリとこだわったモトブログをつくりたい人は5 Pro、十分にハイクオリティなモトブログをやりたい人は4を買うというのがよさそうです。
毎年9月に新製品が出ているんですが、2025年は6が出るのでしょうか…そのあたりも加味して購入を検討してみてください!
Osmo Action4のレビュー記事はこちら。