どうもこんにちは。
ツーリング先の景色や食べ物、そして愛車をキレイに撮りたい。でもカメラって種類が多すぎて、どれを買えばいいのか分からない…という方に向けて、バイク乗りにおすすめの一眼カメラを予算別に紹介します。
自分も最初は何も分からず、一番安かったSonyのZV-E10を買いました。F値?ISO?という状態からのスタートでしたが、そこから写真と動画を練習して、今では写真・動画の制作が本業になっています。
その後もZV-E10Ⅱ、コンデジのPowerShot V1、フルサイズのα7CⅡとツーリングに相性のいいコンパクトなカメラを一通り使ってきたので、自分が実際に使った機材だけで予算別に振り分けます。
先にお断りしておくと、細かいスペックの話はしません。初心者のうちは細かい違いを言われても分からないだろうし、正直、趣味で撮る分には作例を見比べてもそんなに差は分かりません。多分どれ見ても十分にキレイ。
なので「何にお金を払うと、何が変わるのか」だけをザックリ書きます。
あと、ここで紹介するカメラは写真だけじゃなく動画も撮れます。自分自身YouTubeで使っていますし、SNSに動画も上げたくなった時にそのまま使えるので、そこも込みで選んでいます。
結論:予算別のおすすめ早見表
| 予算 | カメラ | レンズ | こんな人 |
|---|---|---|---|
| 11万円 | Canon PowerShot V1 | 一体型 | とにかく安く・軽く。ラーメン屋でもサッと出したい |
| 16万円 | Sony ZV-E10 | Tamron 17-70mm F2.8 | 安く一眼デビューして、止まって撮る |
| 25万円 | Sony ZV-E10Ⅱ | Sony 16-55mm F2.8 G | 写真と動画を1台で。手持ちでもそこそこ撮りたい |
| 37万円 | Sony α7CⅡ | Sony 24-50mm F2.8 G | 一気にフルサイズへ。暗所・ボケ・手ブレ補正で後悔したくない |
価格は本体+レンズの合計の目安です。どれも追加でSDカード(1〜2万円)が必要になってきます。
高いものになってくると自分が乗ってるカブよりも高くなってきます。さらにアクセサリーも買うってなったら気軽に出せる金額ではないと思うので、安い順に紹介していきます。
一眼をはじめて買う前にこれだけ知っておきたい事前知識
一眼カメラの話をしようとすると専門用語が山ほど出てきますが、自分が最初に困ったことをベースに紹介します。
①一眼はカメラ本体とレンズを別々に買う
カメラ本体だけ買っても撮れません。レンズが別売りです。なのでこの記事の予算は、全部「本体+レンズ」の合計で書いています。本体だけポチって「え、あと8万円…?」となるのが初心者あるあるです。
②APS-Cとフルサイズ=センサーの大きさ
カメラの中で光を受ける部品(センサー)の大きさの違いです。フルサイズの方が大きくて、暗いところに強く、背景もよくボケます。その代わり本体もレンズも大きくて高い。趣味ならAPS-Cで十分キレイに撮れますし、自分も最初の2台はAPS-Cでした。
③画素数は気にしなくてOK
でっかいポスターに印刷したい、とかがなければ、今売っているカメラはどれも十分すぎます。スマホの画面やSNSで見る分には差が出ません。
④「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」は別物
ついつい「一眼レフ」などで検索してしまいますが、実は今売られているカメラの主流は「ミラーレス一眼」です。昔ながらのゴツいカメラが一眼レフ。仕組みの違いはめんどくさいので省きますが、「今から買うならミラーレス一眼」だと思っていただければOK。この記事で紹介するのも全部ミラーレスです。
⑤走行シーンは撮れない
走りながらの映像はアクションカメラの仕事です。一眼をハンドルやヘルメットに付けて走るのは無理なので、走行シーンも撮りたい人はこちらの記事をどうぞ。

11万円コース:Canon PowerShot V1
一眼ではないんですが、あえて最初に入れます。コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジです。
センサーサイズはAPS-Cより一回り小さい1.4型。とはいえ全然美しい写真、動画が撮れます。
電源を切るとレンズが引っ込んで、バイクジャケットのポケットに入るサイズ。小さいのに画質はiPhone Proより明らかに上で、ラーメン屋とかでもサッと出せます。ゴリゴリの家系のお店で一眼を構えるの、結構勇気いりますからね…

NDフィルター内蔵で動画も撮りやすく、手ブレ補正も歩きながら撮れるレベル。「まずスマホより上を、安く」ならこれで間違いないです。
弱点は使い勝手で、起動のたびに広角側に戻されるのが地味にダルいのと、暗所やボケ感は一眼に劣ります。ほぼ豆電球みたいな暗い部屋だとちょっと苦しいくらい。
自分はフルサイズのサブとして持っていたのですが、結局こだわってフルサイズを持ち出してしまい、出番がなくなって売りました。逆に「楽だからコンデジばっかり持ち出す」人もいるので、ここは性格次第です。
ProシリーズのiPhoneよりも断然キレイに撮れるので、個人的には安いスマホに変えてコンデジ持つ方が幸せになれると思っています。
16万円コース:Sony ZV-E10+Tamron 17-70mm F2.8
自分が初めて買った一眼です。後継のⅡが出て8万円くらいまで下がっているので、今から一眼デビューするならコスパ最強クラス。
「Vlogカメラ」として売られていますが、写真も全然撮れます。コンデジと一番違うのは暗所で、夕暮れのツーリングやキャンプの夜がキレイに撮れる。初めてボケ感のある写真が撮れた時の感動は忘れられません。

レンズはTamron 17-70mm F2.8一択。広角から中望遠までこれ1本で、明るくてレンズ側に手ブレ補正付き。初心者はレンズを何本も買わなくていいので、まずこれ1本で1年撮ってください。
弱点は手ブレ補正が弱いこと。歩きながらの動画はクニャクニャして見れたもんじゃないので、三脚か、手持ちで止まって撮るカメラだと思ってください。バイクと風景を撮る分には問題ありません。
写真・動画・スローモーションの切り替えがボタン式です。切り替えに時間がかかったり、動画と思ってたらスローモーションになってて音声撮れてない…ってことが何度もありました。
あとは写真と動画を切り替えた時に設定が引き継がれてしまうのも難点。どちらかしか使わない人はいいけど、YouTubeだと動画だけじゃなくサムネの写真撮る時とかに困るんですよね…
このあたりの弱点を克服したのが次に紹介する次世代のZV-E10Ⅱです。
動画の作例はこちら。
25万円コース:Sony ZV-E10Ⅱ+Sony 16-55mm F2.8 G
ZV-E10の新型です。初代の不満(手ブレ補正・モード切替・写真と動画の設定・バッテリー)が全部解消されて、オートフォーカスも爆速に。そして中身も新しくなって画質も向上しています。4万円高いけれど、断然こっちの方がおすすめ。
とにかく撮影のストレスが減って持ち出すことが増えたおかげで、急激に撮影スキルが上がりました。ZV-E10Ⅱに先ほどのTamron17-70のレンズを付けて撮った写真がこちら。写真だとあんまり差が出ないですが、少しナチュラルな印象に。

動画の方が違いが分かりやすいかも知れないです。
でもせっかくいいカメラを買うのであれば、もっといいレンズにも挑戦してほしい。
Sony純正の16-55mm F2.8 Gには本当に感動しました。Sonyの中でも高級なGレンズのシリーズ。解像度が高くて、ズーム域も完璧。ボディ内手ブレ補正はないんですが、Sonyは純正のレンズの方が手振れ補正がより効きやすくなっています。
ツーリングで撮った写真が手元に残ってなかったんですが、名古屋の東山動物園で撮ったもの。こんなにキレイに撮れるのかと本当に感心しました。
もし自分が今から一眼を買うなら、背伸びにはなるけど間違いなくZV-E10ⅡとSony 16-55mmのGレンズを購入します。


37万円コース:Sony α7CⅡ+Sony 24-50mm F2.8 G
ここからフルサイズ。APS-Cよりも明るくボケ感が強く、さらに解像度が高くなっています。
フルサイズは大きくて重いのが常識でしたが、α7CⅡはAPS-C機とほとんど変わらないサイズ。ボディ内手ブレ補正も入っているので、手持ちの動画でも全然手ブレしなくて驚きます。
自分にとって人生を変えたカメラで、仕事で使うこともあって好きすぎて2台持ってます。仕事だからと思い切って買ったけど、レンズと合わせれば40万円近いので正直多くの人におすすめできるものではないです。
作例はこちら。なんか一段階解像度が上がったと思います。というかこれだけお金出してるからそう思いたい。笑

おすすめのレンズは24-50mm F2.8 G。レンタルして仕事で使ったので作例が無くて申し訳ないのですが、F2.8で撮れて旅にちょうどいい24〜50mmというズーム域。しかもこのサイズ感だから驚きです。
α7CⅡだとSuper35mmモードが使えるので、実質75mmまでズームできるからこれ一本あればだいたいのシーン撮れる。
ちなみに自分は仕事でも使うので、もう少しズーム域が広いこちらのレンズを使ってます。ただツーリングで持ち出すにはデカすぎる…笑
この動画より新しいものはすべてα7CⅡとSony20-70F4Gで撮影しています。
買う前にレンタルで試すのもアリ
ここまで読んで「やっぱり高い…」と思ったら、レンタルで試してから買うのがおすすめです。自分はRentioを使っていて、予約から返却までがめちゃくちゃラクでおすすめ。ツーリング1回分だけ借りて、自分に必要なグレードを確かめてから買うと失敗しません。
調べたところ、紹介したものはすべてレンタルできるようでした。
まとめ
- 安く軽く、スマホよりいい画質を求める人 → PowerShot V1
- とにかく安く一眼デビューしてみたい人 → ZV-E10+Tamron 17-70mm
- 写真も動画もそこそこのクオリティで撮影したい人 → ZV-E10Ⅱ+16-55mm G
- 予算が潤沢でコンパクトに最高画質を求める人 → α7CⅡ+24-50mm G
自分はZV-E10から始めて、いつの間にか写真や動画が仕事になってα7CⅡにたどり着きました。どこから入っても、スマホと明らかに違う画が撮れた時の感動は同じです。そっからどこまで深く沼にハマるかの問題です。笑
思い出をよりいい画質で残したい、これから写真や動画を仕事にしてみたいという方の参考になれば幸いです。
走行シーンも撮りたくなったら、こちらの記事もどうぞ。


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