どうもこんにちは。
運営しているYouTubeチャンネルでアンケートを取ったところ、「5万円以下ならモトブログをやってみたい」という方がかなり多かったので、今回は5万円からはじめるモトブログというテーマで機材を紹介していきます。ご回答いただいたみなさん、ありがとうございました。
ありがたいことに映像のクオリティを褒めていただくコメントも多いのですが、実は本業が動画制作なんです。なのでその知見も入れつつ、「予算別にどこにお金をかけるべきか」を実体験ベースでお話しできればと思います。
よければチャンネルも見ていただいて、実際の映像も確認してみてください。
【まずはお試し】予算5万円の最小構成
まずは本当に最小限の構成から。結論から言うと、アクションカメラ・SDカード・マイク・マウントの4点で5万円に収まります。
アクションカメラはOsmo Action一択
いきなりですが、GoProはおすすめしません。
バグと熱暴走が多すぎるんですよね。何回データが飛んで苦しめられたか…ガンバってしゃべったことや、その時しか見れなかった風景や体験が全部消えてることがあって、絶望感がハンパなかった…
おすすめはDJIのOsmo Actionシリーズ。数字が大きいほど新しいモデルで、旧モデルのOsmo Action 4ならで30,000円くらい。メルカリでも同じくらいの相場で手に入ります。
SDカードは推奨品を使おう
SDカードはKingstonのものがおすすめです。(6以降はSandiskが推奨から外れて、実際に自分は不具合が出てしまいました)
4K30fpsで撮影した時の目安撮影時間も書いておきます。日帰りで近所だけなら128GB、日帰りロンツーなら256GB、宿泊ロンツーなら516GBってイメージです。おすすめは256GB。
参考:DJI公式サイト ハンドヘルド製品推奨メモリーカードリスト
- 128GB(約2.5〜3.5時間):約8,000円
- 256GB(約5〜7時間):約14,000円
- 512GB(約10〜14時間):約27,100円
ここケチって推奨SD以外を使うと、データが壊れることがあるので要注意。せっかく撮った映像が消えたら泣くに泣けません。
マイクはDJI MIC Mini
音声はDJI MIC Mini 2のトランスミッター単体で十分です。
これ、ノイズキャンセリング「低」の設定がめちゃくちゃいいんですよ。風切り音がスッと消えて、声がクリアに残ります。
ジェットヘルメットの方は、アフガンストールを巻いてその中にマイクを仕込むのがおすすめです。風が当たると全然音声が入りません。
ネックマウントはGLIDER
カメラの固定はGLIDERのネックマウントで。メイドインジャパン、応援しようぜ。
編集はスマホで十分
ここまでで合計5万円くらい。
SNSへの投稿など個人で楽しむ分には、編集はスマホで十分です。DJIの純正アプリなら自動で編集までしてくれるので、撮ってそのまま投稿できます。
+2万円出せるならOsmo Action 5がおすすめ
もしあと2万円プラスで出せるなら、Osmo Action 5をおすすめします。セール時だと数千円値落ちします。もしくはメルカリだと4万円ちょいくらいで売ってたりもします。
理由はこのあたり。
- バッテリー保ちが4の約1.5倍(追加でバッテリーを買わなくてよくなる)
- 動作がキビキビ早い
- DJI MIC 3がBluetoothで2台まで接続できる
特に3つ目が重要で、今後手軽に音声のクオリティを上げたくなったときに効いてきます(詳しくは後半で説明します)。予備バッテリー(約6,000円)も買えば一日中使えます。4だと予備バッテリーが2つないと苦しいです。
ちなみに最新のOsmo Action 6ですが、ぶっちゃけメリットが全然分からん。アフィリエイト用に買ったけどね。
【手軽に映像のクオリティを上げたい人へ】+1万円のNDフィルター
ここからは「もう少しキレイに撮りたい」という方向け。
正直に言うと、Osmo Action 4以降、画質に大きな違いはありません。それよりも重要なのがカメラの設定です。
キレイに撮るための設定
- シャッタースピードをフレームレートの2倍か4倍に固定する
- ISO感度の幅を100〜800(もしくは1600)くらいに狭める
映像制作の基本なんですが、これだけで映像のパラパラ感が消えて一気にシネマティックになります。
ただ、この設定にすると日中は映像が真っ白に飛んじゃうんですよね。そこで必要になるのがNDフィルター。カメラにかけるサングラスみたいなもので、光の量を抑えてくれます。
おすすめはDJI純正。他社製と違って色ムラがなく、付け外しもかんたんです。なおOsmo Action 4と5はフィルターが共通ですが、6はレンズサイズが違うので買うときは要注意。
NDフィルターの説明は長くなってしまうので、別の記事にて解説してます。興味ある方はぜひ。

【パソコンで編集してみよう】+5〜10万円
YouTubeに本格的に投稿するなら、パソコンは必須だと思ってください。スマホ編集だと時間かかってしゃーないです。
編集ソフトはDaVinci Resolveがおすすめ。無料版で十分すぎるくらい使える範囲が広いです。自分は仕事で使うので有料版(買い切りで約50,000円)を使っていますが、無料版でも95%くらいの機能が使えてしまします。
パソコンは中古のMacBook Air M1で十分
ごめんなさい、Macしか分からなくて…。
でも断言できるのは、旧モデルのMacBook Air M1で十分ということ。ちょっと前までぼくもこれで編集してました。中古しかないですがメルカリで60,000円くらいで手に入ります。
ゴリゴリのエフェクトを入れるとちょっと重くなりますし、比べれば今のモデルの方が早いです。ただ最新のMacBook Airは22万円超え。15万円近い値段差に見合うかというと、はじめの1台なら中古M1で全然アリです。
Windowsでもいけると思いますけど、Macの方が動画クリエイター感が出て自分のテンション上がります。これ地味に大事。
BGM音源はArtlistかAudioStock
音楽をやっていたこともあってこだわりが強いので、無料の音源サイトは正直勧めたくないです。
いくつか使ってみたけど、Artlistは音楽のクオリティが段違いです。
- 音にこだわりたい人 → Artlist:年間約20,000円(ドル決済なので為替でブレます)。クオリティは間違いないけど、英語が分からない人はちょっとキツいかも…
- 安く他人と差をつけたい人 → AudioStock:年間約10,000円。日本語対応してるので安心です
エフェクトはMotionVFXのmJourney
MotionVFXを使えばイッキに映像のクオリティを上げられます。ひらたくいうとなんかめっちゃええカンジにしてくれるエフェクトのテンプレートが買えるサイトです。例えばこういう映像がかんたんに作れます。
トランジションやテロップ周りはMotionVFXのmJourneyが鉄板。$99なので15,000円くらいでしょうか。買い切りなのが嬉しいポイントです。
より映像にこだわりたい人へ
ここからは「他のモトブロガーと差をつけたい」という方向けです。
特にバイクレビューは数字が取りやすくて視聴者を増やしやすいジャンルなんですが、アクションカメラだけで戦うのは正直キツいです。
アクションカメラのデメリット
理由はアクションカメラの「広角」にあります。バイクを降りてからの映像を撮るのに向いていません。
- いろんなものが映りすぎて主題(バイク)が分かりづらい
- ボケ感がなくてエモい映像が撮れない
走行映像には最高でも、レビューや物撮りには不向きなんですよね。
iPhone+NDフィルターという選択肢
そこでおすすめなのがiPhone+NDフィルターの組み合わせ。
iPhone 15以降ならめちゃくちゃキレイに撮れるうえに、データ転送も早い。Proモデルなら3倍ズームが使えるのでレビュー撮影との相性も抜群です。
デメリットはひとつだけ。カメラにしてるスマホで台本が見れないのがツラい…。
- NisiのNDフィルターシネマキット:約20,000円
- 撮影アプリはBlackmagic Camera(無料)を使用してなるべくマニュアルで撮影
- DJI MIC MiniとBluetooth連携もできる
三脚はVelbon UT-3ARが携行性と安定感のバランスが良くて気に入ってます。
実際にiPhone 15 Proで撮った動画がこちら。
DJI MIC 3で音質を一気に上げる
映像と同じくらい大事なのが音。DJI MIC 3を胸元とマフラーに近い方のケツポケットに一つづつ付ければ、手軽にめちゃくちゃ音質を上げられます。
ポケットにレコーダーを入れる方法が最もキレイに撮れるんだと思うんですが、編集がめんどくさくて結局やらなくなりそうなんですよね…。手軽さは正義です。
ただし注意点。2台同時運用はOsmo Action 5以降でしか使えません。一応4でもレシーバーを付ければいけるんですが、落ちやすいです。というか、ぼくは宗像あたりの3号線で実際に落とした経験があります…。みなさんは気をつけてください。
さらに本格的な映像で他と差をつけたい人へ
アンケートでは「10万円以上出せる」という方は少なかったので、ここはさらっといきます。もし詳しく知りたい方がいれば別記事で書くので、コメントで教えてください。
+20万円以上:一眼カメラを導入しよう
本格的に映像制作をしたいなら、一眼カメラを買って操作を覚えるのが一番の近道です。一眼はカメラ本体とレンズを別々に買う必要があります。
メーカーはSONYがおすすめ。理由は2つ。
- 使っている人が多いので、YouTubeにレクチャー動画が豊富
- リセールバリューが高い
ちなみにぼくが今使っているのはα7CⅡ+FE 20-70mm F4 Gの組み合わせ。アクセサリーも合わせたら50万円近いです。制作の仕事に必要だから買ってますが、趣味だとムリです…ハンターカブ買えちゃいます。
ぼくが使ってきた中で最安の組み合わせ
現実的なラインとして、ぼくが使ってきた中で一番安く済む組み合わせがこちら。
| 機材 | 価格 |
|---|---|
| SONY ZV-E10 | 約90,000円 |
| Tamron 17-70mm F2.8 | 約85,000円 |
| Nisi NDフィルター JetMag | 約30,000円 |
| 外部マイク | 約15,000円 |
| Nextorage SDカード 128GB | 約25,000円 |
| 合計 | 約245,000円 |
中古で揃えても、全部だと20万円くらいするかもしれません…。ただこの構成でも「映像キレイですね」というコメントをたくさんいただけました。
【まとめ】まずは5万円、できれば7.5万円でモトブログをはじめてみよう!
最後にまとめです。
- まずは5万円:Osmo Action 4+SDカード+DJI MIC Mini+ネックマウント
- できれば7.5万円:カメラをOsmo Action 5にして予備バッテリーとNDフィルターを追加
- 編集はスマホで十分。YouTubeに本気で投稿するならパソコン(中古M1 Airで可)
- レビュー系で差をつけたいならiPhone+NDフィルターとDJI MIC 3
- 本格派は一眼へ。SONYのZV-E10からがおすすめ
モトブログは正直、機材よりも「続けること」の方がずっと難しいです。だからこそ、まずは5万円の最小構成で気軽にはじめてみてください。
それでは、良いカブライフを!
実際にYouTubeやってどれくらい稼げるか気になる人はこちらの記事もおすすめです。


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