【実体験】モトブログで登録者1,000人の収益と増やす方法
どうもこんにちは。
モトブログのYouTubeチャンネルを運営している、カブのあるくらしです。
先日チャンネル登録者数が1,000人を超え、収益化達成できました。(そしてそこから半年でもうすぐ2,000人を超えました!)
動画でも解説しているので、お好きな方をご覧ください。
その経験から、1,000人まで達成するために工夫したことや収益をお伝えします。
まず言っておきますが、戦略なしでやっても1,000人は確実にムリゲーです。競争が激化したYouTubeの世界はそんなに甘くないです。
趣味で投稿する人は、いっそ収益とか忘れて全力で自由に楽しむことにふりきった方がいいと思います。
ぼくの場合は約1年間、週一ペースで動画を投稿し、32本の動画を公開した段階で1,000人に達成しました。
(再生数が少ない動画は非表示にしているので、チャンネルではもっと少ない数になっています)
気になる収益ですが、モトブログの場合だいたいチャンネル登録者数×5〜10円が月収になるようです。(再生回数によって異なるが、いろんな人のデータを平均するとこのくらい)
月ごとに推移はあるものの、自分に当てはめてもこの範囲になります。
また収益化にあたって条件が3つあります。
- 1年間の再生時間が4,000時間
- チャンネル登録者数1,000人
- コンプラ違反がないか
これらをすべて満たした上で、YouTube側に申請することで収益化ができます。
1と3は普通に運営してたら余裕でクリアできると思います。
ただ2のチャンネル登録者数がホントにキツいです。なのでこのあとは登録者を増やす方法を中心に解説していきます。
ガチ解説なので、ちょっと長くなりますが何か学びのある記事になれば幸いです。
視聴者が見たい動画を作り続けること
チャンネル登録者数1,000人までに大事なことを結論から言うと、視聴者に「見たい!」と思ってもらえる動画を作り続けることです。
これを愚直に続けるしかありません。
ぶっちゃけ伸びない人は伸びない
実はモトブログ、はじめる前から勝負が決まっています。
特に一般人男性にはかなりむずかしいです。
ぼくの場合は、ちょっと特殊ですが、それでも登録者1,000人までに1年かかっています。
- BtoBに特化したウェブマーケティングの会社経営者
- 以前から仕事で動画編集をしてた
- パソコンとアクションカメラをすでに持っていた
- 実はYouTubeチャンネルは3本目
- アフィリエイトブログの運営もしている
こういった前提があっても、めちゃくちゃたいへんだったんです。
知識がない方は、こういったスキルを身につけるところからのスタートなので、相当気合入れないと収益化はむずかしいと思っていた方がいいです。
また1,000人達成したところで、最初は月給が1万円以下という現実も理解しておきましょう。
それでも挑戦する人、ぼくは応援しています。
まずバイクライダーの属性を考えてみると、40歳以上のおっちゃんが大半を占めます。
ぼくのチャンネル視聴者の年齢や性別を見ても、おなじことが言えます。(ちなみに女性視聴率は2%)
つまりどれだけおっちゃんウケのいい動画を作れるかで、勝負が決まっているんです。
くわしいデータはこちらがとても参考になります。
ライダー平均年齢の若返りとバイクに対するイメージ向上!活況続くバイク業界
なのでバイク女子は超有利なんですよね。おっちゃんの旅行より、かわいいバイク女子の動画の方が見たい人が割合としては多いはずです。
実際に脳筋ライダーさんが女装してネカマやった動画があるんですが、XのフォロワーとDMが一瞬で伸びてました。オモシロいんでぜひ見てみてください。
人気のある車種は強い
ぼくはスーパーカブに乗っていますが、全世界で1億台を売り上げたバイクです。
つまりそれだけ人気のバイクやし、見たい人も多いということです。
もし「ジャイロキャノピーのあるくらし」ってチャンネルだったら、そんなに伸びなかったでしょう。
商用バイクのジャイロキャノピーのカスタムとか、レビューとかそんなに見たい人の人口は限られてると思います。
いや、、、でもジャイロキャノピーでロンツーとかは一周回って見たいかも知れませんね。笑
あとはめづらしい外車とか古い車種だと供給が少なく伸びにくい気がします。
軸はブラさずに再生回数を稼ぐ
再生回数が多いほど、チャンネル登録者数も増えます。
とにかく再生回数が命です。1万回以上再生される動画を狙って作成していきましょう。
ぼくの動画もレビューやロンツーなど1万回を超える動画からの登録者が大半を占めます。
歴が長くて数年で数百本上げて1,000人の人とかもいますが、めちゃくちゃ根気ある人だと思います。
数年間無賃労働は、少なくともぼくはできない…
とにかく1万回再生される動画をつくるところからスタートです。
ただし、軸がブレてはいけません。
ぼくの場合はカブがメインのチャンネルなので、Dax125のレビュー動画は再生回数の割に登録者が伸びませんでした。
またぼくは総合格闘技をやっているんですが、いきなり「大逆転できるバギーチョークの極め方」「ムエタイ直伝の腕を壊すミドルキックの蹴り方」みたいな動画を上げるとどう思うでしょうか?
関係ない動画はチャンネル登録解除を生むだけです。軸はブラさずに、モトブログならモトブログで勝負しましょう。
ただキャンプみたいなバイクに近い趣味だと登録者の幅が広がる可能性もあります。少しだけ軸をズラす戦略はアリだったりもします。
伸びている動画を研究する
モトブログの伸びる動画はパターンが決まっています。
オリジナリティとかそういうのは考えなくていいです。アイデアは既存の要素の組み合わせでしかないのです。
くわしくはこちらの本で解説されています。個人的にマーケティングの参考にしているおすすめ書籍です。
自分にしかつくれないアイデアがあると思ってる時点で、もうダメです。
伸びている動画を徹底的に研究して、そこに自分なりの工夫を加えることがオリジナリティなのです。
伸びる動画のパターン
ではどういった動画が伸びているかというと、これはもう定番なんです。
まずはレビュー系ですね。
- 新車
- カスタム
- 納車動画
- コスパのいいバイクギア(ワークマン強い)
これは割りと誰でも挑戦しやすいと思います。
あとはエンタメ系。
- 立ちごけ
- 事故
- キャンプ
- ロンツー
- バイク女子の温泉ツーリング
こちらはある程度登録者がいてキャラ立ちしている方が伸びやすいです。
なので最初のうちに取り組むとすれば、めちゃくちゃオモロいという自信のある方向けです。
でもだいたい自分でオモロいと思ってるやつおもんないです。
調査にめちゃくちゃ時間をかける
あとはこれらのジャンルで、伸びている動画を全部片っ端から見てみましょう。
(当然ながら事故が伸びるからって、わざとやるとかゼッタイダメですよ!)
その中で自分でもできそう、こういう視点もあるのでは?と思うことをやってみてください。
自分の強みとかけ合わせることができると最高ですね。
ぼくの場合は「レビュー×初心者」で組み合わせました。レビュー系ってなんか専門的なこと言ってる人が多くてよく分からんと思ってたんですよね。
カブの種類によって2速で出せる速度が違うからって何?とか思うし、初心者でも分かるくらいの違いだけに特化したレビューをつくりました。
誰しもが一つは強みがあるハズです。
- ベテランライダー?
- いろんなバイク乗ってきた?
- 元、もしくは現役のバイク屋さんか教習所の教官?
- バイク初心者?
- 排気音がめちゃくちゃ気持ちいい大型に乗ってる?
- めっちゃくちゃ美人?
- おっちゃんライダーで共感生める?
いろんな観点で他の人にはない強みを考えてみてください。
伸びている動画にその強みをかけ算することで、十分にオリジナリティが出せます。
また伸びている動画は徹底的にマネした方がいいです。(丸パクリはダメですよ)
どういうアングルで撮影しているか?BGMの音量はどれくらいか?何秒ごとにカットを切り替えているか?
ぼくはこれらを参考にするときは、すべてスクショを撮って書き出しています。
参考にする人は、属性が近い人がいいですね。性別、年齢、地域、乗っているバイクなどが近い人を参考にしましょう。
バイク女子は温泉ツーリングで伸ばせても、おっさんが温泉ツーリングで伸ばすのは多分至難の業です。
赤点を取らない
めちゃくちゃいい動画をつくる必要はありません。大事なのはダメな動画をつくらないことです。
目指すべきはハイスペックで、オーバースペックではありません。
40点を90点にすることはかんたんでも、90点から95点はめちゃくちゃむずかしい上に、多くの人はその差に気付きません。
こちらはキングコング西野さんの『夢と金』にてくわしく書かれているので、興味ある方はぜひ。
意外と参考になるのは、伸びていない人の動画を見ることです。
特にサムネとタイトルが大事。フォントが細くて文字だらけ、色使いすぎのサムネになってませんか?
最初のうちは、タイトルは検索を意識するのが大事。「新型スーパーカブ レビュー」みたいに、一度は自分が検索したことのあるキーワードをタイトルに入れましょう。
自分目線でなく、視聴者が見たいと思うタイトルにしましょう。(といってもここは自分もあまり得意じゃないけど…)
音声に関しては、なるべくマイクと音源を近づけましょう。(口かエンジンかと思います)
また風切り音は純粋に不快なので、ウィンドジャマーや編集で減らす工夫が必要です。
動画の画質は最低でも1920×1080のフルHDで撮影しましょう。ただ個人的にはクロップや大画面に対応した4Kで撮るのがおすすめ。
大事なのは画角と手ブレ補正です。
これだけ意識すれば赤点は取らないハズです。
ぼくが参考にしたチャンネル
いくつかあるので紹介します。エンタメ系が少ないので、特に最初のうちは参考になると思います。
- しーまん | seaman bike & life vlog
- 見ているとつい旅したくなる動画
- めちゃくちゃエモくて、しーまんさんの動画を見てモトブログをはじめました
- ただ女子を参考にしたのは間違いだった…
- サルカブ
- モンキーとカブに乗ってる方
- 多分年齢とかそんなに変わらない
- 登録者の割に再生回数多い動画が多く、とても参考になります
- MONKEY HEAVEN
- モンキーに乗ってオシャレなキャンプやカスタムをしている方
- 特に海外の視聴者が多い印象
- 自分もこういう動画がつくりたいけど、なかなかむずかしい…
- カブ研チャンネル
- カブライフ向上のために研究されてる方
- カブを買う前にめちゃくちゃ参考にした
- JA59に乗り換えたらマフラー買います!
- TERA GINGER OUTDOOR
- 同じくJA07に乗ってる方で、買う前にめちゃくちゃ動画見た
- そしておじさんウケのいい笑える編集が最高です
- 更新止まっていますが、めっちゃ期待してます
1,000人まであきらめないこと、それがイチバン大事
あきらめずに続ければ1,000人達成するし、折れないことが最も重要です。
そのためのコツがいくつかあるので紹介します。
見られる動画を重視する
自分がつくりたい動画は一切無視して、とにかく見られる動画をつくりましょう。
先ほど紹介した方法で、再生回数が伸びる動画をつくることに集中します。
登録者が増えたらある程度つくりたい動画もつくれます。まずは見られる動画をつくって登録者を増やすことだけやる。
編集に時間をかけすぎない
ヘタな編集はむしろマイナスです。
ジャルジャルのコントの『センスないYouTuberの「もみじ」って奴』を見てみると逆に参考になります。
いらん編集はサムいだけ。
編集に時間をかけた時間と視聴回数は比例しません。大事なのは企画力で、その上に編集が加点されます。
ただしテンポが悪いのはサイアクなので、ジェットカットと呼ばれる間をカットすることだけは意識しましょう。
また編集に時間をかければかけるほど、人件費は赤字になります。
収益化したらおんなじネタをこすって、編集を外注するという手もあります。
機材にお金かけすぎない
沼る気持ちは分かりますが、お金をかければかけるほど回収が遠くなります。
収益化できてからグレードアップしても遅くないです。
なんなら収益を元に動画の質が上がれば、古参の人は推せてウレシイんじゃないでしょうか?
実際にやってて思うけど、10万円以上する一眼レフで撮った動画より、3万円くらいのGoProだけで撮影した動画の方が伸びるとかザラです。
Amazonアソシエイトのリンクを貼る
概要欄にAmazonのリンクを貼ってるの、見たことないですか?
あのリンクから24時間以内に買い物をすれば、売上のうちの数%が運営者に入ります。
ぼくも貼っていて、1年間で気持ち程度の収入にはつながりました。
1年間で1,000円とゼロ円の違いは、天と地の差があります。
1円を稼ぐ大変さ、給料以外で稼いだ経験はめちゃくちゃ貴重です。
また見ている人もリンクからすぐ買い物できて、お互いにメリットがあります。
スキルを意識する
YouTube単体で稼ぐことだけを考えると、Uber Eatsやってる方がよっぽど時給いいです。
それ以外の収益や利益も考えながらやってみましょう。
ぼくの場合はYouTubeで一眼レフを学んだおかげで、写真撮影や動画編集のしごとにつながりました。
せっかくならアフィリエイトブログもやってみたらいいと思います。
YouTubeで身についたスキルで、もしかしたら昇給や転職につながるかも知れないし、視野は広く取り組んだ方がいいです。
アンチコメントとの向き合い方
ぶっちゃけアンチコメントは来ます。
ネットのコメント欄でしかストレス発散できない人や、自分の正義を押し付ける人は一定数存在するし、減らせません。
アンチコメントはツーリング中に顔に飛んでくる虫と同等に扱いましょう。ウザっと思ったらブロックすればいいだけ。
ちなみに高評価率が90%を割った場合、自分の動画に何か原因があると考えた方がいいです。
ぼくの場合、だいたい95〜100%を推移します。
1,000人超えたら超えたでしんどい
最後に1,000人超えたら収益化できるけど、「それでもまだまだしんどいことだらけ」と言うことも付け足しておきます。
やるからには1万人くらい目指さないと、Uber Eatsの方が稼げるみたいな状況は抜け出せないですからね。
収益化すれば逆に再生回数や収益、登録者によりシビアになった気がしてしんどい感もあります。
特に純粋にバイクを楽しむのがむずかしくなった気がしています。ついつい企画とか撮れ高考えちゃう。
あと収益化した分で機材とかカスタムに投資してるせいで、全然稼げてないことになるのも困りものですね…笑
めちゃくちゃ長くなっちゃいましたが、ぼくが登録者1,000人を達成するにあたって取り組んだことをすべて書き出しました。
正直キツいという前提はお話しましたが、それでも挑戦するあなたには最大限のリスペクトを贈ります。
ガンバって継続して収益化を目指していきましょう!
(本記事は、よく見られるようなら有料化も検討しています)